よもやま話β版

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粉瘤を取る手術した備忘録

今日、粉瘤を取ったので備忘録を書いておく。

※なんか症例画像的なやつが嫌な人はwikipedia見ない方がいいです
粉瘤腫 - Wikipedia

※あとなんか生々しい話が嫌な人も下記本文見ない方がいいです。猫の記事でもどうぞ。
タオルと猫 - よもやま話β版

粉瘤(無害)ができた

足の付け根のあたりに、いきなりデキモノが発生してびっくりしたのは2020年の前半頃だった。1cm弱くらいに腫れていたが痛みは無かった。ちょうど世間はコロナ禍で慌ただしく、まだワクチンのワの字も無かったし、布製マスクが各家庭のポストに配布されてきたりしていた頃だったのを覚えている。そういう状況だったものだから、痛みも無い謎のデキモノくらいで病院に行く方がリスクが高いと判断して放置せざるを得なかった。幸いにも、服の上からわかるようなサイズではなかったし、生活の上で「ちょっと気になる」以上の問題は発生していなかった。また、この時は「謎のデキモノ」という認識しかなく、粉瘤という語句を知らなかった。

急に有害化した

時は過ぎ2022年秋、友人と話していてデキモノには「粉瘤」という名前が医学的についていることを知った。腫れているところもそうだが、皮膚の下に袋が存在して、それごと取らないと再発するらしいという話だった。粉瘤を取るには日帰りレベルの手術で済みそうだということもわかった。一気にデキモノの存在が「治療可能なもの」という認識になったことと、ワクチンも打ったし病院行っても良いのではという考えになり、ちょっと距離はあるけど評判が良さそうな整形外科専門の病院を予約した。そうやって「これを摘出するぞ」という気持ちを持ったことが災いしたのか、2年間おとなしい1cmサイズだった粉瘤がある日いきなり3cmサイズ大に腫れてめちゃくちゃ痛んだ。肌色だった部分が紫色に変色していたし結構見た目もヤバかった。なんだふざけるな、あれか、取られたくないとかそういうやつかやめてください。服の布が触れるとヒリヒリするし、普通に寝てるだけでも布団の重みが触れて痛みが走った。まだギリギリ寒くなかったので布団はかけずに寝た。3日ほど我慢したが、つらすぎてそれ以上予約日を待ってる余裕がなくなり、近場の総合病院の整形外科に駆け込んだ(物理的には痛みで歩行速度が通常の1/5になったのでタクシーを使った) 。

お医者さまがいうには炎症をおこして腫れているとのことで、すぐに摘出手術してもらえるのかと思ったら、まずは炎症を完全に抑えて様子をみてから考えるとのことだった。炎症を抑えるためにとりあえず膿を出すということで、その日は手術台にもいかず診察室に寝かされた状態で(怖くて見てないけど)腫れた部分をつついて中身を出すということをされた。麻酔をしてもらったけど、1回してもらっただけでは痛みが引かなかった。「炎症していると効きが悪いんですよね」とお医者様は麻酔を2回おかわりしてくれたけど、それでも痛かった。ただ、寝るのもツラい痛みが続くのとこの瞬間だけ耐えればいいのとどちらかというと、とにかく3cmの腫れをどうにかしてもらうほうが最優先だった。

実時間は15分か30分か、それくらいで無事3cmの腫れはすっかり無くなった。対処直後はやっぱり歩行速度が1/5だったが、痛み止めをもらったりして2〜3日かけて通常通りの生活ができるようになった。 ただ、やはり簡易の対応だったので、再発の可能性のある袋はそのままとなっていた。袋を取るためには炎症が完全におさまったことを確認してから30分くらいの手術が必要とのことだった。あくまで"可能性"であって、手術をしないという選択肢ももちろんあったが、せっかくなのでお願いすることにした。

手術で残留している袋を摘出した

手術といっても30分くらいとのことで、朝ごはんも軽くなら食べてよいとのことだった。事前の病院のスタッフの皆様の雰囲気が「ああ、手術ね〜はいはい」みたいな感じだったこともあり、あんまり深刻には考えずに行ったが、いざ手術着に着替えさせられてガチのオペ室に通された時は結構緊張した。頭上に眩しい手術用ライトが点灯するのを生で初めて見た。これが手術を受ける人の視点なのか。この手術台に上がる理由が瀕死の重症とかではないことに感謝した。顔と首から下のところにはタオルがかけられて、手術してる様子は見えなかった。部分麻酔なので意識はバッチリあった。前回の炎症があったときに痛かったのを反芻して不安になっていたが、今回痛かったのは麻酔を打つ瞬間くらいで、患部をカットされたはずなのだが、カサブタをピンセットで引っ掻かれているような感触しか感じなかった。あとは途中で暖かい液体の感触がして、それを拭かれたりしたので、多分血が出てたのかなと思う。でも、あったかいなぁ、くらいの感想程度で、まったくもって痛くなかった。麻酔すごい。麻酔ありがとう…。

終わった後に摘出した部分を見る?と聞かれて、「あっ、興味なくはないです」と答えたら終わったあとにホルマリン漬けになったデキモノを見せてもらえた。跡になったなと思っていた腫れの傷の部分の皮膚と、その裏に1cm未満くらいの白っぽい丸の塊がくっついて、小瓶の液体に浮かんでいた。思ったよりも小さかったけど、それは炎症が落ち着いたいたからということだった。

お腹空き過ぎて終わったら肉まん食べた。抜糸とデキモノの病理診断の結果は年明けらしい。抜糸も痛くないといいな。

そういう動画があるらしい

手術するよという話を周りにする機会があったとき、2名くらいから「粉瘤取る動画を面白くてよく視聴している」という証言があってびっくりした。どうやら膿を出すという行為にカタルシスがあるらしい。両名ともから手術の備えとして見ておいた方が良いとオススメしてもらったが、実際に手術を控えていた身としては恐ろしくて見れなかった。世界は広い。