よもやま話β版

よもやま話を書きます。内容はぺらぺら。自由に書く。

RubyKaigi 2024 感想メモ

2024/05/15〜17 の3日間開催された RubyKaigi 2024 に参加した記録をつけます。

初のヘルパー参加

ヘルパー募集に応募し、今年はスタッフTシャツを着用しての参加となりました。ずっとトランシーバーをつけて、参加者のみなさんに「運営側」として声掛けしたり・されたり……、昨年までの RubyKaigi とは見える世界が全然違いました。これまでの参加ではスタッフのみなさんの大変な努力の上で楽しい体験をさせてもらっていたんだな、ということに改めて感謝すると共に、今年は自分がその楽しい RubyKaigi に微力ながら貢献できたということにとても満足感を覚えています。

メインの対応としては、自分はひたすら「かりゆしT持ってってください!」「島ぞうり持ってってください!」を言う & 在庫管理する係をさせてもらいました。公式ノベルティを持ち帰ってくださったみなさん、ありがとうございました!

また、自分の担当エリアの主采配は co_bachie さんが主導してくださいました。慌ただしさからしっかりとしたお礼はお伝えしそびれており…。困った時に的確に対処いただき、本当にありがとうございました!

これは通りすがりの emorima さんに撮っていただいた自分↑ ヘイ ラッシャイ

セッションメモ

ヘルパーのため、運営お手伝い > セッション聴講 という優先順位がどうしてもありましたが、スキマ時間でいくつか拝見できました。采配・調整してくださったスタッフのみなさま、ありがとうございました!

  • day2, 11:30- Finding Memory Leaks in the Ruby Ecosystem
    • Ruby 3.3から RUBY_FREE_AT_EXIT=1 が使えるようになる。ruby_memcheck によって色んなgemのメモリリークも発見されている。メモリリークでの問題は今のところ自分の利用範囲だとそんなに踏んだことは無いのですが、いざ出会ったときにはにっちもさっちも行かなくなる問題ですね。RUBY_FREE_AT_EXIT=1 、覚えておこうと思います。
  • day2, 17:20- Lightning Talks
    • 自分がアートの領域にすごく興味津々なこともあり、小芝さんの取り組みに憧れています! Processing そのものを学生の時分に触ったときも楽しかったですが、 Ruby で動かせるとさらに楽しさ倍増なのは間違いないですね。ライフゲームとか作ってみたいな。
      • (アート的な意味ではQuineもとても興味深いです…Day1の tompng さんのkeynoteを終盤だけチラッと拝見できましたが、正直なところ凄すぎて何もわかってないです。まずは小さいやつを読めるようになるところから始めなきゃ…。)
    • 金子さんのLTは3倍濃縮だったので、録画を1/3のスピードで改めて聴きたいです! 溢れる parse.y 愛を浴びさせていただきました…!
  • day3, 10:10- Ruby Committers and the World
    • やっぱりCommiterのみなさんが壇上に集まる様子は壮観ですね!
    • #frozen_string_literal: true 、長年書いている印象がありましたが、いよいよデフォルトになる日も近いですね…覚悟はしております。よっしゃ頑張るぞ。
    • 型について「(コメントとして書く分には)黙認する」という話題が出たり、どんな表記が良いかの会場アンケートがあったり、Ruby と型との関わりの今後の動きをより具体・身近に感じました。

たとえ一般参加だったとしても、どう足掻いても身体が3つないとセッション全制覇はできないですからね…。気になってたけど見れなかった分は、録画が公開されたら拝見しようと思います!

謝辞・お宿

女性の RubyKaigi 参加者たちが共同で宿泊する企画 emorihouse( https://emori.house/ )に今年も参加させていただきました! 今回は2棟のうちの「ヤダハウス」にお邪魔しました。自分はフィヨルドブートキャンプ(略してFBChttps://bootcamp.fjord.jp/ )のメンターとしても現在活動させていただいておりますが、FBCの女性受講生の方も同じ宿泊所だったので、ご一緒してお話しする機会がありました。Day1の夜更け、『エンジニアとして実際に働いている体験談・苦労話・面白話・etc』を複数人でつらつらとリビングソファ周りで駄弁るシーンがなんともエモい思い出になりました。FBCで実施しているPullRequest経由のコードレビューの場ではお伝えする機会が少ないウェットな話ができたし、FBCメンター以外のエンジニアと交流を持ってもらう機会としても、大変貴重なワンシーンだったように思います。

宿泊企画を主導いただいている emorima さん、ヤダハウス家主 yadaita さん、今回もお世話になりました! 出来るだけ新規参加の方に枠をお譲りしたいなという気持ち vs 自分が参加すると最高にたーのしー! という気持ちがせめぎ合っており、なかなか難しい心境ではありますが、うまく空き枠あればまたお邪魔したいです 🏠 引き続きよろしくお願いします!

謝辞・予算

今年は弊社(株式会社ARROWS https://arrowsinc.com/ )に交通費・宿泊費を負担してもらいました。弊社メンバーのみなさんも、こころよく自分を沖縄に送り出してくれ、とても感謝でした!会社で自分は Rails で動くサービスを運用保守しています。Ruby は年々進化しているので、自社サービスもそれにちゃんと追いついていけるようにしていきます。

直前のGWに、既に沖縄でちんすこうを買ってきてくれたメンバーがいたので、自分のお土産はシーサークッキーにしました。社内で議論が発生した結果、このお土産について「結局のところ、ちんすこうを形を変えて焼いたやつである」という結論に達しました。うーん、美味しいからオッケーってことで!

KaigiEffect

RubyKaigi 2023でも「英語がんばるぞ」と思い、この1年ほどアプリ「Duolingo」に取り組みました。しかし、今年ヘルパーとして参加してみて、英語での質疑応答が必要になるシーンでうまく聞き取れない、答えられない……というシーンがあり、今の取り組みでは全然足りんなぁ、と痛感しました。聞けたセッションでも、どうしてもスライドの文字情報に頼った理解に偏りがちで、勿体無かったなぁという気持ちがあります。最近は「スピーク」というAI相手の会話アプリも始めましたが、2〜3分の簡単なアクティビティだけで満足しがちです。そんな自分の学習の方針としては無理にでも長めの対話をする体験を1年の中にたくさんねじ込まねば、という結論に達しました。なので、脊髄反射的にDMM英会話に登録してみました。

2025年に松山に行くまでにどれくらい効果がでるのか、とりあえずやっていこうと思います 💪