よもやま話β版

よもやま話を書きます。内容はぺらぺら。自由に書く。

沖縄の神社巡りの記録

RubyKaigi 2024 のDay4は神社巡りをしたので記録しておこうと思った。Helpfeel Cosense ( 元・ Scrapbox ) に書きつけておこうかなと思ったが、見出しが欲しくなったのでこっちに記録する。

沖縄行きのちょっと前に本棚整理をしたところ、死蔵していた御朱印帳と再会したので、これもご縁かと思い衝動的にスーツケースに入れて持っていった。沖縄の御朱印なんていただける機会も滅多に無いし良いアイデアだと思った。でも良く考えると、他のRubyistのみなさんとの交流の時間を棒に振ったかなぁという反省がある。しかし、自分はひとり時間もかなり好きなので、なかなか充実した数時間を過ごせた。

琉球八社」というものがあるそうで、全部巡るのも興味があったが、うちいくつかはあまりにも距離があったため、挨拶できるぶんだけしよう、という気持ちで一部だけ参拝することにした。

末吉宮

まず空港から一番遠いところから始めよう、と思い「末吉宮」を目指した。しかし最寄りの「儀保駅」に辿り着いたところ、計画としてはタクシーで行こうと思っていたが、まったく捕まらない+往復して歩いていたら帰りの飛行機の時間がヤバいということに気づき、断念して次点目標の「識名宮」を目指すことにした。

行こうとしたけど断念した記念の案内看板

識名宮」行きも本来はタクシーにお願いする予定だったところを、全くタクシーが捕まらないという誤算のため、ひたすら徒歩で向かうことにした。GoogleMapと神社巡り即席タイムテーブルを照らし合わせるとギリギリ間に合う計算となっていたので。途中、首里城公園エリアを横目にブルーシールを満喫したり、偶然にも「日本の道100選」の「首里金城町石畳道」に行き当たったのでずっと辿ったりなどしてみてみて、これはこれで楽しかった。

首里城跡の石碑をバックにブルーシールアイス
マンゴー味を食べておかねばと思っていた

「日本の道100選」の石碑
日本の道100選」に行き当たった

いい感じの道

ひたすら下る

超小道に分け入ってみようかとも思ったが蜘蛛の巣がすごくてチャレンジ失敗

眺めもよかった。時間の都合で「大アカギ」は断念した。

路地の真ん中に生えている不思議な雰囲気の樹木
これってガジュマルというやつか? ものすごく大きくて圧倒された。

橋の欄干に据えられているシーサー
シーサーかわいいなぁ

凄まじい坂
成り行き上、想定外の凄まじい急坂を越える必要に迫られた。徒歩の決断をちょっと後悔した。

坂の頂上からの眺め
天辺からは街が一望できて、ちょっと救われた

識名宮

識名宮の鳥居
識名宮

ようやく識名宮に行き着いた時にはすでにヘトヘトだった。気温のために食べ切るよりも溶けるのがやや速かったブルーシールアイスでべっとべとだった手を水道(※手水舎と別)で洗わせてもらって本当に助かった。授与所のにこやかなお姉さんからひとつめの御朱印をいただいた。観光ですと雑談して、残りの神社を頑張って回ろうという決意を新たにした。そこからはタクシーが無事に拾えるようになってスムーズに回れるようになった。地理的な都合もあるだろうが参拝のおかげと思うことにした。

安里八幡宮

安里八幡宮の鳥居
安里八幡宮、住宅街の真ん中に鎮座されていた。

…が、授与所がたまたまお休みだった。そういうご縁もあるかと思い断念。参拝するのが大事なのでちゃんとお参りはした。

授与所がおやすみですの看板
そういうこともあるだろう

天久宮

鳥居の横の路地から入っていく形になっており、不思議な雰囲気のある神社だった。「あめくぐう」と読む。

路地の入り口とその横に立つ鳥居、奥には駐車場
鳥居があるのは駐車場で、お社は路地の奥にあった

授与所に神主さまがおられたので、数軒回ってお社に「米」「酒」と書かれた入れ物が置かれていたり、「拝みはこちらで」と言った貼り紙を見かけていたことについて尋ねてみた。快く説明してくださったところによると、沖縄での参拝方法で「拝み」と呼ぶものがあり、6マスに仕切られたお弁当箱のような道具にお米とお酒を入れて持ってきてお参りする、とのことだった。後から調べたところ、お弁当箱=瓶子(ビンシー)というものらしい。沖縄文化の一端を感じた。神主さま、ありがとうございました。

波上宮

噂の「ステーキヒカル」で腹ごしらえを済ませて(Rubyistが入れ替わり立ち替わりきていたようで凄かった。美味しかったです!)、「波上宮」(なみのうえぐう)に向かった。

大きな鳥居とお祭りの掲示
波上宮の入り口

ちょうどお祭り期間だったらしく、境内ではちびっこ相撲大会が行われていた。元気な子どもたちの様子に癒されつつ、水辺を見ておきたかったのと、崖上に建っているという様子の観察のためビーチに降りてみた。

波上宮のよく撮られているアングルの真逆からの眺め
これ多分逆方向から見た方が映えたな…。

透明度の高い海辺。海の青緑と白い砂浜とのグラデーションが素晴らしい。
めっちゃ綺麗だ…。

ビーチは遊泳している人もいたりして、わぁ、もう夏だな。と思った。沖縄にきたものの浜辺ウォッチチャンスはまったくなかったので、寄り道してよかった。泳げないが、水辺はとても好きだ。

沖宮

波上宮を辞して、またもやタクシーにて一路「沖宮」(おきのぐう)を目指した。

白い鳥居と奥に続く長い階段
「沖宮」入口

どうも空手と縁のある神社らしく、空手の心得が書いてある石碑があったりした。また、奥のほうに登っていくと様々な碑が安置されていたりした。階段がとても多く、ちょっとした山のようなところに建っているようだった。多種多様の「おみくじ」箱がずらっと20種類ほど陳列されており、どれをひこうかとても迷った。結局、一番オーソドックスなものを引いて末吉だった。御朱印自体も書いてもらう形式は今日は担当者の方がおられないので据え置きの紙のものを購入できたのだが、これまた20種類くらい貼り出されていた。結局一番どシンプルな御朱印でお願いした。他にもお守りやグッズ類もたくさん売られていて、ちょっと圧倒された。

ありがとうございました

本当は神社を見終わったら国際通りでもブラつこうか、と画策していたが、その余裕は無く空港に向かい帰路となった。神社巡りは僅かに残った体力を完全に使い果たす選択肢ではあったが、沖縄の風景・自然・文化の濃い部分に直に触れさせてもらったように思う。とても貴重な半日を過ごせて良かった。

頂戴した4つの御朱印の写真
ありがとうございました!

いやー、また行きたいな〜、沖縄。