よもやま話β版

よもやま話を書きます。内容はぺらぺら。自由に書く。

富山〜金沢探訪2023

BuriKaigi2023 に参加してセッションも満喫しましたが、どうせ行くなら観光・グルメも満喫しないと…ということで、関東方面からやってきたRubyist組をアテンドした記録をつけておきます。ご一緒してくださったみなさま、ありがとうございました!✨

到着後の白エビカレー

朝8時頃に東京駅を出発し、会場最寄り駅の宇奈月温泉駅に着いたのは11時半。セッション開始は12時だったので結構ギリギリでしたが、正直なところ空腹じゃ絶対保たん…ということで美術館の白エビカレーをいただきました。

宇奈月温泉駅前『温泉噴水』
駅を降りたら温泉噴水なるものが設置されていた。湯気が出てる!

雪化粧した山々
山脈を望みつつ会場へ。よく考えたら晴れててマジでよかった(※4日後に大寒波が来た)

カレーとヨーグルト
富山と言えば白エビ、なので白エビカレーをチョイス🍛 おかげさまでセッションラストまで元気が保ちました。

BuriKaigi2023感想文にオープニングセッションの感想がないのは食べてて遅参したためでした…🙇

懇親会のBuri

もう何も言うまい。Yes, Buri.

染み染みのブリ大根

本当はもずくの上にホタルイカが乗ってたけど食べちゃった

魅惑のブリしゃぶ

準備くださった運営のみなさま、ありがとうございました! 満喫しました…!

とやマネーで寿司屋「すし玉」

寝る前にチラリと二次会会場に潜入し、富山在住の方から「富山駅で寿司を食うならどこがベストか?」をヒアリングさせていただいたところ、駅隣接施設内の「すし玉」を推していただきました。翌日、アドバイスに従い開店10分前くらいに到着したものの、大変な人気店ですでに行列。負けじと並んで無事お寿司にありつきました。宿泊した際に富山の地域電子マネー「とやマネー」を3000円分いただきましたが、ここで使い切りました。ありがとう富山…!

寿司3皿
えび!あぶり!のどぐろ!

ちなみに自分は実家で「回転してるのはあくまでディスプレイ品、それをみて食べたいものを板前さんに注文すべし」という原則を叩き込まれているため、回転してるものは取らないタイプの運用をします。「すし玉」でも回転してるものはありましたが、注文用紙に書いてお願いするシステムが併用されてました。北陸の回転寿司はどこに入っても美味いと言ってもらえますが、回転してるものは取らずにぜひ板前さんかタッチパネルの注文で握りたてのを召し上がっていただくのをオススメします。シャリは乾いてないほうが良い。

お腹容量の都合で食べれなかったのですが、「大喜」の富山ブラックラーメンもおすすめと伺ったので、いずれチャレンジしに行きたいですね…!

金沢・兼六園

富山を十全に案内できる知識を持ってなかったという事情があり、北陸新幹線で一路金沢へ。富山→金沢まで23分で着きます。速っ。

まず金沢駅兼六園*1 のバス乗り場7番に到着してる適当なバス*2に乗り、"広坂2丁目"とか"21世紀美術館"とか"しいのき迎賓館"とアナウンスが聞こえたら、そこらへんで下車します。ちなみにICカードは使えるバスと使えないバスがあるようで、えいやで乗ったやつは使えませんでした。小銭を準備していったほうが良いです。バス内で両替もできるけどちょっと面倒です。

このへんで降りると色んなところ行きやすくてとりあえず便利です。 goo.gl

やはり金沢来てもらったらここかな、と兼六園をご案内。冬は木々に雪吊りが施されており、風物詩となっております。

北陸の雪は水分量があって重いので、対策しないと枝が折れるので雪吊りする。

日本最古の噴水らしい。逆サイフォンの原理で吹き上がってるので機械とかはもちろん使っていない。

兼六園のシンボル徽軫灯籠(ことじとうろう)

ちょっと行った時には早すぎましたが、2〜3月頃には梅林も見頃です。

雪吊りのある霞ヶ池の風景

青空も見えており良い観光日和でした。雪帽子でもあれば冬の風情が増すのですが、吹雪の中うろつく羽目になるより余程よかったです。(※この4日後大寒波が以下略)

おやつに葛切り、あと21世紀美術館

柿木畠にあるカフェ「つぼみ」で小休憩としました。

tsubomi-kanazawa.jp

つぼみ店舗外観

葛切りと五郎島金時のぜんざい、そして加賀棒茶

最初は「つぼみ」は行程に組み込んでなかったのですが、程よく疲れたタイミングでふと良いとこあるじゃん!と思い出して入りました。人気店なので並んでないか心配していましたが、シュッと入れてよかったです。加賀棒茶は美味しいし、良い店のアンコはやっぱり美味いです。*3

21世紀美術館はチケット買って鑑賞するほど時間なかったので、自由出入り区間にある「タレルの部屋」をチラ見。

『ブルー・プラネット・スカイ』 通称 "タレルの部屋"。恒久展示。

天井に穴が空いていて、外の天気が直接吹き込んでくる作りの部屋です。普段から混んでることはあんまりなく、なんとなく居心地が良いです。雨が降れば雨だれを見ながら、雪が降れば床に積もった雪山を見ながら、ぼんやりと思索にふけることができます。座る部分の頭上はちゃんと庇(ひさし)になっているので安心。ただし荒れた天気の時にはナナメに吹き込んでくるので意味がないです。(天気が悪ければ多分閉鎖してるんじゃないかな…さすがに…。)気温が快適で時間が許せば1時間でも2時間でもぼーっとしてたい場所です。

金沢城公園〜尾山神社

ぼちぼち夕暮れが近づき、金沢駅方向にただ戻るよりエンタメ性を求めて金沢城公園を突っ切っていくことに。金沢城公園は長屋などの施設展示を見学するのは有料ですが、ただ歩いて通るぶんには料金とかないので気軽に入れます。

金沢城石川門。城そのものは撤去されてしまったのでもう存在しない。写り込んでる枝は桜なので、春になると良い感じの風景になる。

五十間長屋。要するに倉庫。

地図を見ると「鼠多門口」から尾山神社に出れるとあり、あれっそんなんあったかなぁ…と思って後から調べると、2020年に橋の復元が完了していたとのこと。そりゃ知らんかったな…。また、2018年に工事が終わったという「玉泉院丸庭園」も初めて見ました。

学生時代に完成してたらもっと散歩コースにしてたわ…。

「鼠多門口」の橋を渡ると、尾山神社の裏手にでます。尾山神社は、前田利家公とお松の方が祀られている神社でもあります。利家公とお松の方について、詳しくは2002年の大河ドラマ利家とまつ」を観てください。*4 明治の頃に建てられた神門は重要文化財に指定されていますが、和洋中折衷、という感じの面白いデザインで一見の価値はあると思います。小学校のころ写生大会でこの門を描かされたとき、色ガラス部分が難しすぎて苦戦した思い出があります。

夕暮れ時の尾山神社神門、境内から見た構図。

晩御飯にのどぐろ、お土産にとろろおにぎり

日が暮れた頃合いに、地元のグルメな友人がオススメしてくれた料理屋さん「原始焼 金澤 ととと」にて夕食。

kanazawatototo.owst.jp

ととと お店外観

お通しと梅酒

北陸来た人にとりあえず推しておく魚「のどぐろ」

金沢でオススメしたいメスのズワイガニ「香箱蟹」の漁は12月末にシーズンを終えていたということもあり、残念ながらメニューになく…。旬のものとしては白子の天ぷらが美味しかったです。すぐ食べちゃって写真がないや…。

その後、駅構内のお土産やさんをサッとみて、19時過ぎの電車に飛び乗ったのでした。 ちなみに、北陸のコンビニには限定でとろろ昆布おにぎりが売ってるので翌日朝ご飯にしようと買って帰りました。とろろ昆布おにぎりが限定だったの、地元を出奔するまで知らなかったですね…美味しいですよ。本当は笹寿司*5を買って帰りたかったけど売り切れで断念…。

関東の家の猫様と、とろろおにぎりと、ますの寿司っぽい雰囲気を味わいたくて買ったやつ

金沢アテンドにお付き合いいただいたRubyistのみなさん、ありがとうございました!また来まっし*6!👍

*1:※新幹線開通に伴い、2015年から"東口"から"兼六園口"に名称変更されましたが、正直まだ違和感が強くて慣れない名称。鼓門のあるほう。"西口"は"金沢港口"になりました。まだインターネット上では西/東の表記も根強い様子。

*2:大抵どれに乗っても近江町市場〜香林坊〜広坂あたりは停まる。6番乗り場が観光向けとして有名らしく7番乗り場が並ばずに乗れるらしい。住んでた時はあんまり気にしたことなかった。

*3:ハントンライスとか金沢カレーとか今は頑張ってるけど、やっぱりやたら甘味推してるとこあるよなと思います。個人の感想ですが。あとそこらじゅうで金箔乗せたアイスをしこたま売ってるけど豪華に見えるだけで金箔が美味しいわけではない。

*4:すみません自分もあんまり「利家とまつ」覚えてないです。オンデマンドで観れたっけ。

*5:冠婚葬祭とか盆正月で気心が知れてる親戚とかが来ているシーンで、とりあえず何か軽食を出さんといかん、というときに急ぎ買ってくる系ポジションのお寿司。四角くて美味い。

*6:金沢弁です

たのしかったBuriKaigi2023

BuriKaigi2023 にオフライン参加しました🐟

https://burikaigi.dev/

ここ数年はRuby関係のオンライン勉強会にしか参加できてなかったので、.NETからフロントエンドまで、幅広い話題に触れることができて楽しかったです。ありがとうございました!

なんと3部屋同時進行ということで、ウロウロしながら聞きました。全部のセッションを聞けたわけではないのですが、以下、備忘録をつれづれと。小並感なところはご容赦ください。基本的に「すごい」しか書いてません。

.NET 7 で加速する "Code-to-Cloud" アプリケーション開発

普段まったく.NETに触れる機会がないため、N年ぶりのキャッチアップになりました。CLIからの操作でそのままデプロイまでスムーズに完結する様子が凄かったです。自分が最後に記憶のあったXamarinがサービス終了とのことで、一時代の終わりを感じました…。次は .NET MAUI の時代 なんですね!MAUI は「Multi-Platform App UI」とのこと。なるほど。

Xamarinのサポートは2024年5月1日で終了。マイクロソフトが.NET MAUI関連のロードマップを示す - Publickey .NET MAUI とは - .NET MAUI | Microsoft Learn

技術同人誌を書こう―アウトプットのススメー

実際に多くの技術同人誌を出版されている方から「やらない言い訳はいくらでも出てきます」と言われると身につまされますね…。アウトプットのメリットとして「技術の棚卸し・整理」は魅力的だなと思いました。ブログはこのように書いてはいますが、もっと深めにちゃんとやりたいとなったら、技術同人誌は選択肢に出てきそうです。会場で実際の物理書籍も販売されていたのですが、荷物容量の都合上断念…! 代わりにkindle版を購入。

技術同人誌を書こう! アウトプットのススメ (技術の泉シリーズ(NextPublishing)) | 親方Project | 工学 | Kindleストア | Amazon

サバンナ便り - 自動テストに関する連載で得られた知見のまとめ

テストの権威 t_wadaさんご本人による、WEB+DB PRESSの連載コラム「サバンナ便り」のサマリーを聴くというのは…贅沢な体験だったのでは…! テストサイズのSmall/Medium/Largeの考え方が初耳だったので、以降意識していきたいなと思いました。うっかりLargeなテストを書きすぎて「アイスクリームコーンアンチパターン」になりがちなので反省…。参考本としてオライリーの「Googleのソフトウェアエンジニアリング」が良さそう。

www.oreilly.co.jp

あとアカウント名に記号はやめたほうがいい。わかります。

2022年に起きたフロントエンドの変化

フロントエンドから普段は逃げてしまっているので、こういうまとめを聴けるのが本当に助かります。とりあえずFigmaは使えるようになっといたほうが良さそう、あとViteを抑えにいったほうが良さそう…という印象を受けました。(※現時点でViteまったく知りませんでした!勉強になった!)しかし、それも現時点の話であって、2023年のうちになにか動きがありそうですね…うーん…来年また聴きにこようかな…w

Rails Girlsのススメ

RailsGirlsは自分がかなりお世話になっているコミュニティのひとつです。発表者のemorimaさんは、女性がRubyKaigiに参加しやすくなるための取り組みとしてゲストハウス一棟借り”エモリハウス”を企画運営されています。 幸いなことに自分は女性エンジニアとしての不便さ・つらさをそんなに感じないまま過ごしてきたのですが、それもこれも所属コミュニティがあったかいだけだった…ということで、まだまだ全国的には「アファーマティブアクション*1は必要だよなと思いました。『将来的にRails Girlsが無くなればいいと思って活動している』というお言葉が胸に刺さりました。素敵なお話を伺えてよかったです…!

北陸方面でRailsGirls開催されたらコーチやりたい〜!!!(関東在住の北陸民の叫び)

vue.jsちょっとできる Blazor入門*2

Blazor は初耳だったのですが、C# で Single Page Application が書けるとのこと。自分のプログラミングことはじめはC#から入ったマンなので、C# でWebいけるというのはなんだか嬉しいですね。(でも今はもう全然書けないかもだけど…。)業務などで本採用するには色々と諸条件(C#.NETが使える、jsの資産に未練がない、WASM(WebAssembly)の初回重いのは許せるか…など)があるようですが、自分の好きな言語で全部書けるのは魅力的ですね。 <<ぜんぶC#で書ける>>!

昔、北陸に住んでいた時ぶりの中西さんのプレゼン、拝見していて楽しかったです!

Phaserで始めるゲーム開発入門

ゲーム好きとしては見逃せなかったセッションでした。Phaser( https://phaser.io/ )はHTMLのゲームフレームワークで、CDNで参照してサッと開発を始められそうという印象を持ちました。10年以上前にDirectXとかで頑張ろうとした記憶*3が蘇りました。当時に地面判定とかスプライトでキャラクター動かしたりとかやろうとしたら、まぁまぁかなり手間だったような記憶*4があるのですが、Phaserを使うことでかなり簡単に動かせる様子で感動…! ゲーム、やっぱりいいですね…触ってみようかな…学生時代は社会人ってこんなに時間無いと思ってませんでしたね…。

Astroで始める爆速個人サイト開発

普段あまりフロントエンド周りの情報収集が出来ていない、ひいてはCSS・HTMLに関するキャッチアップも不足しているため、キーワードメモがはかどりました。「Astro」自体も初耳でしたが、「Islands Architecture」「Cloudflare Pages」「contentful」「Preact」etc…。また、後半のWebサイト作りにあたっての姿勢「何を伝えたいか明確に」「マークアップをちゃんとする」「余計な装飾を入れない」といったお話は、Web開発系に関わっている以上避けては通れないところでもあるのでグサグサ刺さりました。覚えて帰りました、「スクロールジャックは絶対に許すな」!

オススメ本を調達しなければ…やっぱり紙で欲しいな…本棚の容量がもうない…kindleか…。

gihyo.jp

www.sbcr.jp

OSS 開発から学ぶ PR Description の書き方

自分がメンターとして関わらせていただいているフィヨルドブートキャンプですが、そのスクールの卒業生のふーがさんと、まさか富山でオフライン初ご挨拶できるとは…! RubyKaigi2022で発表されていた gem_rbs_collection へのコントリビュートについて、今回はコミュニケーションの側面のお話が聞けました。「もう知っているだろう」という推測で情報を省略するのはOSSメンテナさんの負担が増えてしまう、ちゃんと調査した内容と正当性の担保となる根拠を示していくのが大切…、と実感を伴ったお話。自分もメンターとしてPullRequestを拝見する立場になってから気づいたことでもありますが、コードに表現されてこないことの重要性がめちゃめちゃデカかったりしますからね。ほんとね、「(情報は)なんぼあってもいいですからね」!

自分はまだOSS貢献したことないので…どこかでいつか…! でもこういうのってポロッとチャンス来たりしますからね。落ちてたら拾うぞ…チャンス!

C# ドキドキ ライブ コーディング!!

後編の「さめがめ」対決を拝見しました!

もっとアルゴリズム勝負とかされるのかしら…と思っていたのですが、「レギュレーションの穴をいかに突くか」「相手はこうくるはずだから、俺は強さを諦めて短さをとる」という話になっていて、御三方の戦略発表がめちゃめちゃ面白かったです。評価軸が強さだけでなく、コードの「短さ」処理の「速さ」という観点が入ってくるとこういうことが起こるんですね。

  • コメントが動けばいいじゃない + 外部ライブラリ利用可なので娘さんにお手製してもらう
  • 5分で書いたサンプルに勝てないのでそこから良さを抽出 + アニメーション中の時間を狙う
  • 対戦相手のコードを継承(!?)

コメントコードが動かなかったとのことで、勝負は後日ということでしたが、一番堅実な実装方針だったという印象の石野さんが勝利されたようです。おめでとうございます!🎉

スポンサーセッション

面白かったので書いちゃえ〜

ブリ会議ロゴ・ふぁらお加藤さん

今回 BuriKaigi2023 では、かっこいいロゴステッカーが配布されていました!

募金したら3色中1色が貰えるというシステムでしたが、たまたま野口さんが財布のなかにおらず、樋口さんに出奔してもらったところ、3色全部持っていっていいよ、と言っていただけたのでもらってきました。やった〜〜〜 🐟🐟🐟 ありがとうございます!

ガチの鰤の研究会との誤解を防ぐために、ちゃんとブリがプレゼンしてるっぽい感じになったということで、テクニカルなロゴですね。ステッカーはマグネットにして冷蔵庫に貼ります!

suzuri.jp

(加藤さんにご挨拶したかったけど久々すぎて日和ってしまいアクションできず…またいずれ!)

サイボウズさん

コロナ禍前後で、近所の方への「旦那さん何してるんですか」の質問に「リモートワークなんですよ」で通じるようになったとのこと。確かにそれは地方ではあるあるだな…ご近所さんからの目…。リモートワークの認知が広がった、ハードルが下がったというところはここ数年の大きな変化ですね。フル5日出勤とか、もはやどうやってたのか自分もちょっと忘れちゃいましたね…。

Twilioさん

Phaserの発表をされていた池原さんが、ゲームの操作が電話応答経由で出来るというのをデモで披露されていて、会場中からピポパポ聞こえてきたのが面白かったです。あとデモ参加した人にたいしてSMSでプロモコードを配布というやり方がスマートすぎました!いいデモだ〜。

クラスメソッドさん

DevelopersIO( https://dev.classmethod.jp/ ) 、いつもお世話になっております! ブログだけじゃなくてAWS系の受賞、ZennYouTubeチャンネル をされていたとのことで、恥ずかしながら知らなかったです…や〜すごい…。拠点の話が出た時に自分が所属してるWeWorkと同じビルの住所が出てきてびっくりしました。あれ!? 身近!?

シグマコンサルティングさん

MicrosoftMVCを社員の半分が取っているというのはインパクトがすごい…! あと北陸民としては「コメリの中のクレカの仕組みを作った」のもインパクト大きかったです!技術集団って名乗るのめちゃくちゃかっこいいな…。

# シークレットセッション

懇親会で2本シークレットセッションがありました!

和暦を正しく扱うための暦の話

暦って令和対応とか?と思ってたのですが、それどころの話じゃなかったです。和暦クイズが出されましたが 365日 と 366日(閏年の場合) くらいしか知りませんよ…!? 最初の元号は「大化」(645〜650年) らしいですが、1300年以上前のことがちゃんと残っていて、それらの暦をライブラリ化しようという試みが壮大すぎてクラクラしてきました。これ完成したら歴史の研究系の方とか、めちゃめちゃ捗るんじゃないだろうか…?

実録・こんなAPIは使いづらい

多くのAPIとお仕事で関わっておられるとのことで、様々な実録が挙がっていました。自分がAPIを使うのは副業関係でごく稀に、あとはプライベートで興味があったものくらいですが「API仕様書がPDF・Excel」「ページングの指定方法が違いすぎる」「404のはずなのに200でエラーが返ってくる」が個人的には刺さりました。

お酒の席でみんな盛り上がれる”あるある”でした! (※ジュース組でしたが楽しかったです!)

ありがとう、美味しいブリ

BuriKaigiの名前の通り、懇親会では美味しいブリをいただきました 🐟 

入口の行燈

御一行様!!!

ぶりしゃぶ

ごちそうさまでした!ありがとう運営のみなさま!ありがとう富山!

会場最寄り新幹線駅は黒部宇奈月温泉駅でした

*1:参考: アファーマティブ・アクション - Wikipedia

*2:タイトル、なんかもうちょっと違った気がするんですがメモしきれておらずすみません… :bow:

*3:※挫折しました

*4:※ただし当時未熟すぎてゲームのライブラリを十全に活用できていなかった説が濃い

手作り格付けチェック2023

1月上旬に誕生日を迎える友人に「プレゼント何が欲しい?」と直球で聞いたところ「イクラ」と返答があった。普通にいくらのお取り寄せをあげるつもりでいたが、ふと閃いてしまったので、某番組の格付けチェックを仕掛けることにした。

準備

近年の格付けチェックの食品系は、超高級 / 一般的 / 絶対アカン の3種を食べ比べる形式なので、その様式美に則らねばならない。まずその3つをどうするかを検討した。

まず一般枠として、普通にプレゼントとしてあげられる美味しいイクラを調達した。調べる中で、イクラには鮭イクラと鱒イクラというのがあることを知ったが、プレゼントとしては粒が大きいほうが良かろうと考え、鮭イクラにした。 item.rakuten.co.jp

イクラ。粒が大きい。お寿司屋さんで見たことある。

次に超高級枠が悩ましかった。普通にイクラがそれなりに良い食材なので、それのさらに上があるのか疑問だったが、「つきみいくら」という商品があることを知った。国際線ファーストクラスの機内食に採用 という謳い文句もあり、お値段的にも鮭イクラより高級。また、こちらは鱒イクラとのことで、食べ比べを考えると違いが明確で面白そうだと感じて採用した。 smolt.shop

見た目からして違う。味付けは出汁系。

絶対アカン枠として、手作り人工イクラの醤油漬けを準備した。

beta-chelsea.hatenadiary.jp

見た目だけだと鮭イクラ感はある。

筋子の醤油漬けと同じレシピで煮詰めた調味液にINしたけど絶対多すぎた

実食

出揃いました

左から鮭イクラ、人工イクラ、つきみいくらで、見た目的には完全に判別がつく。問題は目隠しをした状態の味がどう感じるかということで、仕掛ける前にちゃんと自分で実食してみた。

  • A: 鮭イクラ … 食べたことある味。これぞイクラ
  • B: 人工イクラ … 醤油がくどいだけで美味しくない。無味の粒々。
  • C: つきみいくら … すごくコリコリプチプチした食感で驚き。予想の3倍くらい硬質。少なくとも食べたことあるイクラではない。

実は自分は元々イクラ自体が苦手気味の食材なので、味見だけでいっぱいいっぱいだったが、目隠ししても間違いなく別物を食べさせられているという実感は得られるだろうという確信がもてた。

格付けチェック

色合いはちゃんと原作を参考にしました

ちゃんと回答用の札も作って、友人にも実食してもらった。一番高級なやつはどれ? と聞いて、友人が挙げた札は「A」だった。気持ちはわかる。Cはちょっと食べたことが無さすぎる食感・味だったので、無理もない。 ちなみに人工イクラはどれだった、と聞くと絶対に「B」とのことだった。やっぱり絶対アカンは絶対アカンのだった。

残ったイクラは未開封のものとセットで保冷剤付きバッグで友人に持って帰ってもらいました。お誕生日おめでとう!

友人による2色イクラ丼、なかなか映える

2023年もどうぞよろしくお願いいたします。

人工イクラ実験セット体験記録

年末年始休み、諸事情があって「人工イクラ実験セット」を調達して作ってみた。

人工いくら実験セット の販売 | 【NICHIGA(ニチガ)】 ☆エコ系洗剤、サプリメント、食品、食品添加物のオンラインショップ☆

人工イクラ実験セット ¥1,095(税込)

セット内容以外で準備するもの

  • 500mlペットボトル
  • コップ2つ
  • 粉末を入れたりかき混ぜたりするためのスプーン類

1. (A)アルギン酸ナトリウム水溶液 と (B)乳酸カルシウム水溶液をつくる

100mlのぬるま湯に、アルギン酸ナトリウムを付属のスプーン1杯(1.3g)入れ、10分以上振る。10分振るというのが一番しんどかったかもしれない。体力的な意味で。

100ml = 100g

このあたりで猫の興味がMAXになってきたので台所に退避した

振ってる途中で水溶液に粘性がでてきて、かなり"もったり"とした状態になった。これが (A)「1%アルギン酸ナトリウム水溶液」とのこと。アルギン酸というのは海藻の"ぬめぬめ"の成分とのこと(参考: 海藻のぬめぬめ成分 – 日本応用糖質科学会)で、このような粘性になるというのも納得である。これに食紅で色をつけ、人工イクラの元とする。食紅は小さじ一杯くらい入れたが、溶け切らずちょっと入れすぎだったなと反省。

また、水200mlに乳酸カルシウム2gで、(B)「1%乳酸カルシウム水溶液」を準備。こちらは粘り気もなく、ぱっと見は普通の水と変わらない。

左が(A)、右が(B)

2. (A)を(B)に滴下すると膜が張って人工イクラになる

赤色に着色した粘性の(A)「1%アルギン酸ナトリウム水溶液」をスポイトで取り、(B)「1%乳酸カルシウム水溶液」内に落とす。すると "アルギン酸カルシウム" が(A)の外側に膜を張り、球状になるということだった。

わかりやすかった説明参考: 人工イクラの化学|Gelate(ジェレイト)|note

かなりそれっぽい

実食と感想

キットは食用OKということで、それっぽくなったものを食べてみた。残念ながらまったくの無味で、プチプチ感のある超小さいゼリーというところだなと思った。実際の人工いくらはもっと味つけをしているのだろう。また、スポイトの都合か、(B)に浸す時間が短かったのか、一粒ずつか結構小さい。もう少し大きな径のスポイトがあるなら、もっと大きな粒を作れるのかもしれない。 また、キットの中身は必要十分な量があるので、もう一度同じ実験ができそうだった。スポイトも1本しか使わなかったが、合計2本同梱されていたので、2回実施する前提の内容量なのかもしれない。

こういう理科の実験みたいなやつ、大人になってやっても楽しいなということに気づいた2023年の始まりでした。

参考

はじめてのAtCoder

お世話になっているコミュニティで、競技プログラミングの話題があがった。前から気になっていたので参加させていただいた。(あのぶるさん主催「RailsGirls競プロ同好会」にお邪魔しております!ありがとうございます!)

atcoder.jp

最初に何をやるべきかをまとめてくださったドキュメントをいただいたので(感謝…!)、それに沿って始めてみた。

まず最初に

  • AtCoderにログインした。新規登録しようとしたら、もうアカウントはとってあった。完全に忘れてただけらしい。
  • Ruby書きなので、AtCoderで使われているRuby2.7.1をローカルで利用する準備をした。
  • https://atcoder.jp/posts/37チュートリアル)のページを読んだ。

practice contest

チュートリアルに従い、https://atcoder.jp/contests/practice(A)Welcome to AtCoder を確認する。 すでに解答例が掲載されていた。

# 引用・Rubyでの解答例
# 整数の入力
a = gets.to_i
# スペース区切りの整数の入力
b,c=gets.chomp.split(" ").map(&:to_i);
# 文字列の入力
s = gets.chomp
# 出力
print("#{a+b+c} #{s}\n")

入力が与えられるので、1行分を gets で取ってきて、どうにかこうにかする…というのがテンプレートパターンと考えてよさそうだ。また、最後には改行が必要らしい。一回見ずに実施してみたら、そのあたりでうまくテストが通らずに失敗した。問題の最下部にあるフォームにソースコードを貼って「提出」を押すと、しばらく経ったあとに結果が表示される。

テスト通らずに失敗した感じの記録が残った…。

AC は「Accepted(正答)」、WA は「Wrong Answer(誤答)」の表記とのこと。他にも色々略語があるようで、慣れるまでは用語集を都度参照することになりそうだ。参考: 用語集 - AtCoder Beginner Contest 074

AtCoder Beginners Selection

次に、勉強会参加前に、AtCoder Beginners Selection(https://atcoder.jp/contests/abs)をRubyでちょっとやってみた。以下はログ。

  • PracticeA - Welcome to AtCoder提出) … practiceの問題と同じだった。
  • ABC086A - Product提出)… Rubyには奇数偶数を処理するメソッドがあるので助かる。
  • ABC081A - Placing Marbles提出) …要するに足し算すればよかろうという理解。
  • ABC081B - Shift only提出・AC)…むむっ、やや難しくなってきた…。自分は賢い数学的脳みそは持っていないので強引に突破した。脳筋...? require が使えること、利用しない変数を宣言するのがNGということを把握。あと偶数のところをなぜか"素数"と思い込んでいてめちゃめちゃ失敗した。問題文はよく読もう。コードテストのタブが便利ということを改めて認知した。

ここでちょっと力尽きた。なかなか難しい。

はちゃめちゃ失敗してる(勘違いのせい)

「RailsGirls競プロ同好会」でモブプロ!

夜にdiscordでRubiest5〜6名が集まり、和気藹々とモブプログラミングが実施された。 最初の1問は予習しておいたので大丈夫だったが、あのぶるさんがピックアップしておいてくださった問題が難しくて頭から煙が出るかと思った。問題に対してああだこうだ言いながら解き方を一緒に探していくのがとても楽しかった!みなさんありがとうございました!

1問目(おまけ)

おまけというレベルではなかったが大変面白かった。
049 - Fibonacci Easy (mod 1000000007)

最初にみなさんの話を聞きつつ書きながら考えてみたが、数の大きい入力値でタイムアウトしてしまい、正答ならず。書き途中だったが自分のコードを参加者のみなさんにチェックしてもらうことになった。

n = gets.chomp.to_i
queue = [1, 1]
(n - 3).times do
  queue.push(queue.sum)
  queue.shift
  puts queue.to_s
end

puts "last queue"
puts queue
puts queue.sum
#=> timeout

プリントデバッグ感がすごい。見逃してください。 そしてモブプロ後、参考にして手直しして提出したものが以下↓

VERY_LARGE_PRIME = 10 ** 9 + 7

n = gets.chomp.to_i
queue = [1,1]
(n - 3).times do
  queue.push(queue.sum % VERY_LARGE_PRIME)
  queue.shift
end

puts queue.sum  % VERY_LARGE_PRIME

提出: https://atcoder.jp/contests/math-and-algorithm/submissions/37637324

2問目

メニューがカオスだな、5品しか無いのか、とかのあたりはツッコんではいけない。
B - Five Dishes

まず問題を図にしてみる、ということがとても効果的であることを感じた問題だった。ワイワイする中で、重要ポイント「10分区切りまでが一番遠いメニューを発見すれば勝てる」は早々に見つかったものの、解決のためのアプローチが参加者各自で色んな案が出ていて、プログラミングというのはやはり千差万別、多種多様なんだな〜ということが再実感できて良かった。

ワイワイやりつつ個人的にも書いていて仕上げたのがこちら。

menus = 5.times.map do
  n = gets.chomp.to_i
  { value: n, fill: (10 - (n % 10)).digits[0] }
end
 
puts (menus.sum{|x| x[:value] + x[:fill] } - menus.map{|x| x[:fill] }.max)

提出: https://atcoder.jp/contests/abc123/submissions/37619771

その他、GETした細かい知見

  • a^ba ** b と書ける。完全に失念してた。b.times.map{ a }.inject(:*) とかしてた。
  • 10^9 + 7 (= 1000000007) は良い感じにデカい素数としてよく用いられるらしい。
    • あのぶるさんが書いていた VERY_LARGE_PRIME = 10 ** 9 + 7 すごく良いのでマネさせていただこう… 🙏
  • デカい値はとりあえず小さくできないか考えたほうがいい。タイムアウトとかの原因になりがち。
  • 再帰するより愚直に書いた方が良いことも多そう。めちゃくちゃデカい値が渡されたときに再帰だと stack level too deep に陥ることがある。
  • 競プロにおける「典型的パターン」がいくつかある様子。それを積極的に把握・活用していくのが上達の近道っぽい。※その典型的パターンの習得にそもそも時間がかかるという問題はあるが、それはそれ。
  • 問題文のカオスなところは突っ込んではいけない(例: とある条件のボールを箱に入れると気を失う高橋君

また定期的にあるようなので、時間帯とお仕事状況によるところではあるが、積極的に参加していきたい。引き続きよろしくお願いいたします!

おっと、2022年最後の記事だ。良いお年を〜🎍

粉瘤を取る手術した備忘録

今日、粉瘤を取ったので備忘録を書いておく。

※なんか症例画像的なやつが嫌な人はwikipedia見ない方がいいです
粉瘤腫 - Wikipedia

※あとなんか生々しい話が嫌な人も下記本文見ない方がいいです。猫の記事でもどうぞ。
タオルと猫 - よもやま話β版

粉瘤(無害)ができた

足の付け根のあたりに、いきなりデキモノが発生してびっくりしたのは2020年の前半頃だった。1cm弱くらいに腫れていたが痛みは無かった。ちょうど世間はコロナ禍で慌ただしく、まだワクチンのワの字も無かったし、布製マスクが各家庭のポストに配布されてきたりしていた頃だったのを覚えている。そういう状況だったものだから、痛みも無い謎のデキモノくらいで病院に行く方がリスクが高いと判断して放置せざるを得なかった。幸いにも、服の上からわかるようなサイズではなかったし、生活の上で「ちょっと気になる」以上の問題は発生していなかった。また、この時は「謎のデキモノ」という認識しかなく、粉瘤という語句を知らなかった。

急に有害化した

時は過ぎ2022年秋、友人と話していてデキモノには「粉瘤」という名前が医学的についていることを知った。腫れているところもそうだが、皮膚の下に袋が存在して、それごと取らないと再発するらしいという話だった。粉瘤を取るには日帰りレベルの手術で済みそうだということもわかった。一気にデキモノの存在が「治療可能なもの」という認識になったことと、ワクチンも打ったし病院行っても良いのではという考えになり、ちょっと距離はあるけど評判が良さそうな整形外科専門の病院を予約した。そうやって「これを摘出するぞ」という気持ちを持ったことが災いしたのか、2年間おとなしい1cmサイズだった粉瘤がある日いきなり3cmサイズ大に腫れてめちゃくちゃ痛んだ。肌色だった部分が紫色に変色していたし結構見た目もヤバかった。なんだふざけるな、あれか、取られたくないとかそういうやつかやめてください。服の布が触れるとヒリヒリするし、普通に寝てるだけでも布団の重みが触れて痛みが走った。まだギリギリ寒くなかったので布団はかけずに寝た。3日ほど我慢したが、つらすぎてそれ以上予約日を待ってる余裕がなくなり、近場の総合病院の整形外科に駆け込んだ(物理的には痛みで歩行速度が通常の1/5になったのでタクシーを使った) 。

お医者さまがいうには炎症をおこして腫れているとのことで、すぐに摘出手術してもらえるのかと思ったら、まずは炎症を完全に抑えて様子をみてから考えるとのことだった。炎症を抑えるためにとりあえず膿を出すということで、その日は手術台にもいかず診察室に寝かされた状態で(怖くて見てないけど)腫れた部分をつついて中身を出すということをされた。麻酔をしてもらったけど、1回してもらっただけでは痛みが引かなかった。「炎症していると効きが悪いんですよね」とお医者様は麻酔を2回おかわりしてくれたけど、それでも痛かった。ただ、寝るのもツラい痛みが続くのとこの瞬間だけ耐えればいいのとどちらかというと、とにかく3cmの腫れをどうにかしてもらうほうが最優先だった。

実時間は15分か30分か、それくらいで無事3cmの腫れはすっかり無くなった。対処直後はやっぱり歩行速度が1/5だったが、痛み止めをもらったりして2〜3日かけて通常通りの生活ができるようになった。 ただ、やはり簡易の対応だったので、再発の可能性のある袋はそのままとなっていた。袋を取るためには炎症が完全におさまったことを確認してから30分くらいの手術が必要とのことだった。あくまで"可能性"であって、手術をしないという選択肢ももちろんあったが、せっかくなのでお願いすることにした。

手術で残留している袋を摘出した

手術といっても30分くらいとのことで、朝ごはんも軽くなら食べてよいとのことだった。事前の病院のスタッフの皆様の雰囲気が「ああ、手術ね〜はいはい」みたいな感じだったこともあり、あんまり深刻には考えずに行ったが、いざ手術着に着替えさせられてガチのオペ室に通された時は結構緊張した。頭上に眩しい手術用ライトが点灯するのを生で初めて見た。これが手術を受ける人の視点なのか。この手術台に上がる理由が瀕死の重症とかではないことに感謝した。顔と首から下のところにはタオルがかけられて、手術してる様子は見えなかった。部分麻酔なので意識はバッチリあった。前回の炎症があったときに痛かったのを反芻して不安になっていたが、今回痛かったのは麻酔を打つ瞬間くらいで、患部をカットされたはずなのだが、カサブタをピンセットで引っ掻かれているような感触しか感じなかった。あとは途中で暖かい液体の感触がして、それを拭かれたりしたので、多分血が出てたのかなと思う。でも、あったかいなぁ、くらいの感想程度で、まったくもって痛くなかった。麻酔すごい。麻酔ありがとう…。

終わった後に摘出した部分を見る?と聞かれて、「あっ、興味なくはないです」と答えたら終わったあとにホルマリン漬けになったデキモノを見せてもらえた。跡になったなと思っていた腫れの傷の部分の皮膚と、その裏に1cm未満くらいの白っぽい丸の塊がくっついて、小瓶の液体に浮かんでいた。思ったよりも小さかったけど、それは炎症が落ち着いたいたからということだった。

お腹空き過ぎて終わったら肉まん食べた。抜糸とデキモノの病理診断の結果は年明けらしい。抜糸も痛くないといいな。

そういう動画があるらしい

手術するよという話を周りにする機会があったとき、2名くらいから「粉瘤取る動画を面白くてよく視聴している」という証言があってびっくりした。どうやら膿を出すという行為にカタルシスがあるらしい。両名ともから手術の備えとして見ておいた方が良いとオススメしてもらったが、実際に手術を控えていた身としては恐ろしくて見れなかった。世界は広い。

健康のためにやっていること(2022)

気付いたら2022年が終わりつつある。つい先日に仕舞い込んだと思っていた加湿器を再運用開始したので、年の巡りをしみじみと感じている。

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2022年、改めて体重の増加問題について考え始めた。猫を責任持ってお世話させていただいている立場としては、自分に問題があるとお世話にも影響が出てしまうので、健康を損なう訳にはいかなくなったわけである。猫様は存在しているだけでしもべを健康にしてくれるのですね。尊いですね。

2022年の1月頃は、BMIの数値が22を超えてきていたので、ちょっとどうにかしないといけないと感じていた。取り組んだことをまとめてみる。

ラジオ体操

これは実はもっと前、コロナ禍直後の2020年春頃から続けている。朝の6:30にスマホNHKラジオアプリ(NHKラジオ第1)を開いて聴いている。できるだけリアタイでやるが、寝坊したらYouTubeの動画を見ながらやっている。あとオフライン出勤のときはやってる余裕がないのでやらなくてヨシとしている。

プランク

ラジオ体操をやった後、素早くうつ伏せの体制に移行し、1分間プランクの姿勢をとる。ただし15秒おきくらいに力尽きるので休み休みという感じ。ひ弱。

縄跳び

友人から「縄跳びをするとよい」とアドバイスをもらったので、100均でナイロンの縄跳びを買ってきて跳び始めた。最初(1月)は普通に跳ぶのを30回とかで挫けていたが、3月ごろには100回(※つまづきながら)跳んでいた。しかしながら、体重減への効果があまり見られなかった+かなり飽きてきたので、YouTubeで参考動画を探して切り替えた。

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初夏に1セットから初めて、いまは2セット跳べるようになった。動画では30秒ずつやっているが、測るのが面倒なので、(1)(2)は60回、(3)(4)(5)のパターンは30回飛んだらOKという感じでやっている。だいたい1セット5分かかる。

また、あんまり強制するとしんどすぎて辞めてしまうので、

  • オフライン出勤の日はやらなくてよい
  • 友人との用事などで遅くなる日はやらなくてよい

としている。結果、フルリモートの椅子からほぼ動かない日の運動担保になっていて良い感じである。

BeatSaber

縄跳びは雨の日は公園に出掛けられないので不可という致命的な問題があった。なので、雨の日のフルリモートの夜はBeatSaberというVR音ゲーをやっている。環境としては OculusQuest2 で、曲追加MOD(※導入は自己責任です)を入れて切っている。OculusQuest2は2021年春頃?に、まだ円安がここまでじゃなく・値上げもしておらず・ヨドバシカメラのポイントが貯まりに貯まっていたタイミング、で衝動買いしたのでかなりお安く手に入った覚えがある。基本的にBeatSaber専用機という感じになっているが、思い返すと良い買い物だった。 ついつい30分くらい遊んで汗だくになる。楽しい+運動になるの両取りなので、雨の日がちょっと楽しみだったりする。

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↑『夜に駆ける』EXPERT は神譜面ですね…。 猫様が遊びたがって足元をウロウロし始めたらキャンセルして猫様と遊びます。

夜ご飯のみなおし

上記をやっていても一向にBMIが改善しなかったので夜ご飯を見直した。これまでは、白ごはん + 作り置きおかず か レンジチンのおかず という感じだったが、特にフルリモートの時は縄跳びぐらいしかしないのに脳みそが糖分を求めるのでオヤツを食べてしまうという問題もあり、夜ご飯そんなに要らんでしょという結論に達した。

そこで今は基本的に、豆腐+わかめ+ツナ缶(水煮)半分 をポン酢でいただく + 魚肉ソーセージ or うの花のお惣菜 という感じの夜ご飯にしている。代わりに朝ごはん多めに食べて良いし、昼は好きに食べて良いし、オヤツも常識範囲(?)なら食べて良いということにしている。あと友人と夜ご飯行くときは無礼講で食べる。

オヤツを食うなという指摘はごもっともというところではあるが、フルリモートの時に脳みそが枯渇するとどうしても欲しくなる。代わりに仕事のない遊びモードのときはオヤツが特に欲しくないので、仕事モードのパフォーマンスと密接に紐づいているものとしてある程度諦めている。過剰な食べ過ぎには注意している。

ちなみに最近はカレ・ド・ショコラが気に入っている。

こんにゃく米の導入

効果があるのかないのかという感じだが、糖質を気にしてみたりもしている。 beta-chelsea.hatenadiary.jp

蒸し鶏を食べる

肌の調子が良くないの、油の摂取しすぎかな…と思い、朝ごはんにウインナーを食べていたのを中止して、鶏むね肉で蒸し鶏を作ったのを食べるようにしている。変化はよくわからないけど結果的にお安く済んでいるし健康っぽくて良いかなと思うので続けていく予定。

まとめ・現在の状況

最後の「夜ご飯のみなおし」が入ってからBMIがテキメンに改善し、現在 20〜21 の範囲に下がった。やっぱり食事改善は効くんだな…。うまくこれくらいの値を維持していきたい…。 というか書き出してみたら結構色々取り組んでた。我ながらそこそこ偉いな。2023年の年末も「縄跳びまだ続けてます」と言えるようにがんばります。