よもやま話β版

よもやま話を書きます。内容はぺらぺら。自由に書く。

RubyKaigi 2025 ヘルパー参加の記録

愛媛県松山市で開催された RubyKaigi 2025 にヘルパーとして参加しました。 現地で交流いただいたみなさま、ありがとうございました!

rubykaigi.org

同通レシーバの受け渡しをやっていました

日→英の同時通訳の音声を受信するレシーバーを希望者の方に受け渡しする係を主に担当させていただきました。 昨年、受付周辺で英語の会話がうまくいかなかったことにショックを受けたのを機に、丸1年オンライン英会話に取り組んできました。聞き取り・やりとりは不完全ではありましたが、昨年よりかは1mmくらい改善していたような手応えがわずかにありました。取り組んできた甲斐が多少はあったなと思えて大変嬉しかったです。 ただし、やはりまだまだな面もありますので、引き続き英会話は頑張らねばと気が引き締まりました。 無事2年目を完遂したところで、何事もまずは3年…と思うところでして、来年ももし募集が通ればヘルパーやりたいなと思っております。

セッション1行感想

書き始めると終わらないのであえて1行…!

  • How to make the Groovebox: GUIシーケンサを操作するとカッコイイ音が鳴ってすごい、これがRubyで出来ているのか…。サイコーのGrooveを浴びました!
  • RuboCop: Modularity and AST Insights: 普段はのほほんとRuboCopのお世話になっているので、裏側が大変なところからまた改善されているとのことで、感謝、感謝…。
  • Ruby Committers and the World: 鮮やかなオレンジ色のTシャツで揃ったCommiters、今年も壮観でした。行内コメントの仕様についての議論を大変興味深く伺いました。後方互換性を考慮いただいていて大変助かっているユーザがここにいます。
  • Running ruby.wasm on Pure Ruby Wasm Runtime: Wasmは興味がありつつまだ使えていないところなので、改めて注目度が高い技術だなと感じました。Warditeの進化が楽しみです!
  • Porting PicoRuby to Another Microcontroller: ESP32: 自分もちょっとPicoRubyを触ってみたい閃きがあるのですが、困ったらこのセッションに立ち戻って勉強させていただこうと思いました。
  • Matz Keynote: ヘルパーをしてるとちょっと遅れて見にいくことになりがちなので、噂のせり上がりを生では見そびれましたが動画で拝見しました。わぁーっ! そしてRuby 4 の足音が聞こえてきましたね…!
  • 英語のセッションもいくつか拝聴しましたが、恥ずかしながら 高難易度 x 高専門性 x 英語 の聞き取りがまだまだだなということを改めて痛感することになりました…。あと3〜5年くらい修行したらもうちょっとわかるようになるか…? 要精進。

TRICK Most Natural ありがとうございました!

TRICKは興味があって今回提出に至ったのですが、まさか名前を呼ばれるとは思っていなかったので凄まじくビックリしました。 提出した手前どうしても見たくてうまくシフトを組んでもらい、ホールAで見ていました。

RubyKaigi 2025 ステージで名前が表示されている様子
Photo by あのぶるさん(@thatblue_plus) ありがとうございます!

呼ばれたときの記念書き込み

元々提出感想文は別で準備しかけていたものをもうお蔵入りにしようかな〜くらいの気持ちだったのですが、これはそれどころではない、と奮起して仕上げました。> https://beta-chelsea.hatenadiary.jp/entry/2025/04/29/100542

全作品のなかで一番シンプルにRubyでわかりやすいと自負がありますので、TRICKに興味を持たれた方には、「おっ、自分にもできるかも!」と思っていただけるかなと。不定期ゆえに次のTRICK開催がいつかはわかりませんが、自分も継続してRubyの面白い書き方をもっと探究したいと思いました。

サイン会

本屋さんが開催されると聞き及び、持ち込みで「あなたの知らない超絶技巧プログラミングの世界」「Rubyコードレシピ集」の2冊、現地で「伝わるコードレビュー」購入し、それぞれサインいただきました。めっちゃ嬉しかったです!!!引き続き読み倒していきます!!! 本棚をそろそろ増やさないと本当にまずい…。

宿泊感謝

お泊まりは今回も emorihouse にお世話になりました。ヘルパー業があったため優先してシャワーお借りさせていただいたり、朝早いところ身支度でゴソゴソしてたりするのを許容いただいたり…。そしてemorihouse参加者のみなさんと、色んなイベントの隙間の深夜、くつろいだ空間であとは寝るだけ、みたいな状態でRuby談義・開発業談義ができるという時間は特別ですね…。今回もお世話になりました! 参加されたみなさま、そして何より家主のemorimaさん、楽しい時間を過ごさせていただきありがとうございました!

See you in Hakodate!

来年4月は函館ですね! そこに辿り着くまではまだ ( Kaigi on Rails 2025 )、色々と ( RubyWorld Conference 2025 )、あるのですが ( etc... )、今年もRubyを活用する年度にしていきたいなと改めて思いました。今回浴びた刺激を忘れないうちに次のステップにどんどん活かしていきたいです。 また近いうちにどこかでお会いしましょう〜 👋