よもやま話β版

よもやま話を書きます。内容はぺらぺら。自由に書く。

東京Ruby会議12 備忘録

東京Ruby会議12 に参加しました!

regional.rubykaigi.org

まだ1月中旬ということで、そこここで「あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします」の新年挨拶が発生しているのが印象的でした。1月にイベントに行くという体験、そういえばあまりなかったなという気付きが改めてありました。受付時にお年玉も貰えました。いくつになってもお年玉は嬉しいものですね!

例の如く細かく書いているといつまでもまとまらない問題のため箇条書きですがメモです。勉強させていただきました!

発表自分用shortメモ

  • Keynote: 日頃から大変お世話になっているGitHubRuby 3.4・Rails 8 に追従していると聞くと改めて背筋が伸びる…! コード・Pull Requestの凄まじい分量に対峙し、スケールするためのHowTo、自分もいつか活用したい。(今はまだ関わっているものの規模が小さいので…。) scientist ( https://github.com/github/scientist ) 気になる。
  • 全てが同期する! Railsとフロントエンドのシームレスな連携の再考: 結構前にReact / Rails でチャットツールを書いた経験が脳裏をよぎった。常にデータを同じ方向に流し続ける、という概念のあたりはちゃんと把握できていたことに安堵。対して、Node/Root・Payload/Fetch の4象限は意識できていなかったので、次の機会にその辺をじっくり検討したい。
  • Writing PDFs in Ruby DSL: PDFって文字列情報なんだ、と今更ながら納得。そして意外と読めるぞというところも驚き。Rubyコードとしての読みやすさも追求されててすごい。"このスライド自体もRubyコードで出来ているのです" がオチとしてサイコーだった!
  • 混沌とした例外処理とエラー監視に秩序をもたらす: 『「かもしれない」プログラミング』、家に飾りたいレベルですごく良い言葉だ。オオカミ少年にならない例外処理、気をつけてはいるものの、多分自分の視野範囲内にも発生している…。RuboCopの活用、ぜひマネしたい。
  • functionalなアプローチで動的要素を排除する: 自分は関数型のプログラミングに不慣れ系人間なので、講義を受ける気持ちで聞いた。自分が実装で悩んでいるところ、関数型のように書くことにも適応できれば、もっとスマートに解決できそうな気がする。実際に書いてみないと!
  • mrubyでワンバイナリーなテキストフィルタツールを作った: `rf`` は Ruby Filter の略。タイプ数は1文字でも短くあるべしと徹底されているところに情熱を感じた。CLIツールの作り方のノウハウを丁寧にまとめてくださっているので、作りたくなった時は改めて再参照必須だなと思った。
  • Regional.rb and the Tokyo Metropolis: 地域.rb、改めてこれだけ集合されている様子を拝見すると圧巻。実は自覚的に所属できている地域.rb無い気がする、興味はありつつ余暇と天秤にかけて…ううむ…マジで身体1個じゃ人生足りないな。
  • Ruby と Rust と私: Rustは気になりつつ、まったく学習できずにきているので、Ruby と Rust の比較を詳しく聞けるのがありがたい。巨大なJSONの処理に四苦八苦するケースに心当たりはあるので、まずは Serde の利用から始めるのはちょうど良いかもしれないと感じた。

ありがとうございました!

2025年最初の月に、Rubyistのみなさんにご挨拶ができて嬉しかったです! 各発表からも、とても良い刺激をいただきました。 印象に残ったこととして、 地域.rb の継続に関するお話のとき、みなさん揃って負担のないように進み続けておられるなということを感じました。

自分もここ数年、継続することの強みを理解していつつも、なかなか実践に至らないという状況で反省が多いです。それも自分が負担と思ってしまうようなルール付けを自分自身に課してしまっているためでもあるので、2025年はもうちょっと負担減・継続増な年にしていきたいです。

「東京Ruby会議12」から今年1年を走るための最初の活力を受け取ることができました。本当にありがとうございました! 今年もよろしくお願いいたします〜 🙏