よもやま話β版

よもやま話を書きます。内容はぺらぺら。自由に書く。

さよならICカードリーダー/ライター(2022年度確定申告完了の備忘録)

freeeさんに頼り切りですが、今年も無事に副業関連の確定申告・納税が終わりました。過去に自分が書いたメモ記事によると、2018年度からチクチク頑張っているようです。我ながら、よお継続してやっとるなぁと思うところ。

初めての確定申告2019 by freee - よもやま話β版

確定申告も4回目ともなると、なんとなく、こなす為のパターンが出来てきたような気がします。ちなみに節税のために書類で疲弊するくらいならおとなしく税金払っちゃえ派なので、最低限のことしかしていません。そのため、節税のコツとかは何にも書けません。やり方がわからないという理由でふるさと納税すらやっていません。そろそろ挑戦はしてみたいけどなぁ…。

自動タグ付けできるようにしておく

freeeとPayPay銀行*1 の口座を紐づけていて、銀行に入出金があると自動で取引データが作成されるようになっている。副業に関係して使っているツール類、それこそfreeeそのものとか、Microsoft 365 の月額契約とかをPayPay銀行から落ちるようにしておくと、毎月料金が引き落としされましたよという記録がfreeeに溜まっていくという塩梅である。 取引には自動でタグをつけることができる。月に一回は請求書発行のためにログインするので、そのタイミングで未処理のデータをざっと流し見して、タグがついていない場合は自動タグ付けルールを見直していたりする。 また、銀行とのAPI連携期限が切れていたりしたら、接続しなおす。

盆と正月に棚卸しする

夏のお盆、冬の正月休みのタイミングで、半日くらいかけて未処理の記録に対して領収書PDFを一気にダウンロード・添付の作業をする。年1でもいいけど、個人的には半年分ずつほうが比較的気持ちが楽だし、やり方を忘れ切っていなくてちょうど良い。副業の口座は、本業の収入・日常の生活口座とは完全に別で管理しているので、入出金記録は基本的には副業の収入 or ツール系の出費、として判別できる。ごく稀にまとまった出費が必要になった時に使う時もあるが、それは「プライベート出金」扱いで無視する形で登録する。

確定申告は自宅から

マイナンバーカードとスマホを使って、自宅からWebで確定申告が完了できる。ありがたいことに税務署さんに行ったのは青色申告の申し込みをした時だけで、それ以降はずっとオンラインで手続きを完結している。

昨年までICカードリーダー/ライターの機械をPCに接続して、マイナンバーカードを読み取らせていたが、今年はスマホiPhone)から読み取りできた。

環境

前提

書類の準備はfreeeさんの確定申告ガイダンスにしたがって完了させる。
今回、freeeさんのアプリを使ったが電子証明書周りでうまくいかなかったので、「国税庁e-Taxソフトを使う場合」の項目から完成した書類をダウンロードして利用した。

ダウンロードを押すと、拡張子.xtx のファイルが落ちてくるので持っておく。

e-Taxソフト(WEB版)を使う

1.まずWeb版の入口を探すのに苦労した。 https://www.e-tax.nta.go.jp/ の「ログイン」を押すと「メッセージボックスの確認」というページに飛ぶ。思わず『違う、そうじゃない』を歌い出したくなってしまうが、落ち着いて下部にスクロールすると『e-Taxソフト(WEB版)へログインする』ボタンがあるので、そこから開始することができる。

落ち着いてチェックすれば発見できる

2.WEB版にログインしようとすると「環境チェック結果」のダイアログが出る。MacOSGoogleChromeは推奨環境外とのことで、次の準備をしてアクセスした。詳しくはこちら → e-Taxソフト(WEB版)を利用するに当たって | 【e-Tax】国税電子申告・納税システム(イータックス)

  • 上記のページの「Macintoshをご利用の方」の項目に置いてあるセットアップ用のdmgをダウンロード、実行してインストールする。
  • Safari > 環境設定 > 機能拡張 から、e-TaxソフトをONにした。念の為に再起動もした。

もしかしたら、去年ほかの設定作業もしてたかもだけど忘れた。「環境チェック結果」がブラウザだけ△だったが、×にはなってないのでよしとした。ログインは昨年の利用者識別番号/暗証番号を保持していたのでそれで入った。

3.申請や更新など、マイナンバーカードが必要なタイミングになると、ICカードリーダーライター もしくは スマホでの読み取りの選択肢がでる。去年まではICカードリーダーライターを選んでいたが、今年からスマホでの読み取りを選び、QRコードを表示させる。(令和2年(2020)からスマホからの読み取りの話題があった*2けど、なんでこれまで自分はスマホでの読み取りを選んでなかったんだろう…謎。)

4.iOSのマイナポータルアプリで、Safariに表示されているQRコードを読み取る。 自分はマイナポータルアプリの右下のQRコード読み取りボタンに気づくのに15分を費やした。

マイナポータルアプリの画面
もっと存在感出してくれてもええんやで

5.カード読み取りしますと案内が出るので、マイナンバーカードにスマホをかざす。 この時、カードの天辺とスマホの天辺を合わせるのではなく、カードの真ん中あたりにスマホの天辺がくるようにすると成功しやすかった。

スマホとマイナンバーカードの位置関係の図示
こうやったらうまくいったの図

6.読み取りが完了すると、Safari側の画面でも成功した旨が表示される。

今年はカード内の証明書が昨年のものから更新されていたらしく(そういえば2022年春先に更新しなさいというお知らせが来て、手続きしたかも…? うーん、うろ覚え。)、何回か証明書不一致のエラーと遭遇してしまった。行政サイトから証明書の紐付けをしなおしてから提出したらうまく行った。今年、freeeさんのアプリは最終的には使用しなかった。とはいえ毎年freeeさんに頼り切りの申請である。大感謝…。

納税もクレジットカード払いで完了させてひと段落。2023年もどうぞよろしくお願いします〜。