次の目標として、ラズパイでカメラを扱ってみたい。そのためはOpenCVが必要らしい。 参考: ラズパイにOpenCVをインストールして、画像・カメラ表示、文字・図形描画
インストール
諸々進めていく。ラズパイでは「LXPanel」が、macでいうターミナルということになる。操作( ls, cd, mkdir, ほか)については割愛するが、このへんがわからない方はopencv導入前にもうひとつ学習の山がありそうだ。*1
$ sudo apt install -y libatlas-base-dev $ pip install numpy --upgrade $ pip install opencv-python==4.6.0.66
※欲張ってopencv-python の最新4.7.0.72 (2023/02/23)を入れようとしてみたが、インストール中に止まったまま20分経過したので流石に終了させた。4.6.0.66は一瞬で入った。そういうこともある。
念の為環境をおさらいする。
$ uname -a Linux raspberrypi 5.15.84-v7l+ #1613 SMP Thu Jan 5 12:01:26 GMT 2023 armv7l GNU/Linux 11:31 $ dpkg -l | grep libatlas-base-dev ii libatlas-base-dev:armhf 3.10.3-10+rpi1 armhf Automatically Tuned Linear Algebra Software, generic static 11:32 $ pip list | grep numpy numpy 1.24.2 $ python Python 3.9.2 (default, Mar 12 2021, 04:06:34) [GCC 10.2.1 20210110] on linux Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information. >>> import cv2 >>> cv2._version_ '4.6.0'
画像の表示
作業用ディレクトリ ~/dev/opencv_showimg の中に、以下を準備し、実行した。
- サンプル画像 sample01.jpeg
- プログラムファイル showimg.py
# showimg.py import cv2 img = cv2.imread("sample01.jpeg") cv2.imshow("image",img) cv2.waitKey(0) cv2.destroyAllWindows()
これを保存して、こうじゃい
$ pwd /home/betachelsea/dev/opencv_showimg $ ls sample01.jpeg showimg.py $ python showimg.py
動いた! ウワ デカイ…
※元画像はこう↓
画像サイズはともあれ、表示はできたので今回はこの辺で。
TIPS・スクリーンショットの保存先
PrintScrボタンで撮れるスクリーンショット画像について、調べると /home/pi
に保存されるとあって一生懸命「pi」フォルダを探していたが、「pi」フォルダは存在せず、いわゆるユーザー名フォルダのことを指していた。ラズパイ初心者なので、こういう機微がまだ分かっていない…。勉強になった。