よもやま話β版

よもやま話を書きます。内容はぺらぺら。自由に書く。

Goを出す責任

自分の勤めている会社は、2018年秋の時点で正社員10名未満の極小チームで成立している。 なので誰一人として仕事内容は被っていない。 横の連携は細かくあるものの、それぞれが各自の責任を持って仕事に取り組んでいる。

自分は自社サービスの開発運用保守と社内情シス的なところもカバーする立ち位置である。

東に調子の悪いサーバ(AWS)があれば行って面倒をみてやり、
西にプリンターがおかしいと言われれば再起動ボタンを押し、
南にやばそうなバグがあればセルフPR/レビュー/マージして修正し、
北に新しいPCを見繕えと指示があれば利用用途に合わせてAmazonリンクを送り返すようなことをしている。

技術的な面で言えばあらゆる点で付け焼き刃なところが多いので、フルスタックと言えるかは微妙な線かもしれない。申し訳ない。

ダブルチェックを欠かさずやる

ところで、弊社では大学生たちがインターンという形で働きに来てくれている。 彼らは仕事内でサービスの一部データをチェックする機会が多いので、おかしい箇所に一番に気づける。それは一般名詞の間違いなどの自明な不整合で、修正作業も入力フォームにボタンポチだけの簡単な作業なので、基本的にはおまかせしている。 しかし、必ずお願いしていることとして、修正があった場合はどんな修正をしたかを必ず報告をあげてもらうようにしている。修正内容はパッと見は自明なことばかりなので、忙しいとつい自分も「まぁ良さそうだな」という気持ちが強くなってしまうが、それで済ませずに裏取りをするようにしている。ダブルチェックというやつだ。 意外と、30回に1回あるかないかくらいの確率で、自明だと思い込んでいた修正内容が実は違っていた、ということがある。報告であがってくる内容はどれも納得のいくものなので、裏取りしないとその内容に隠された思わぬ勘違い(名前の読み方が間違えていた、似たような名前のものと誤解していたなど)は絶対に気づけない。

もしも、そのままにしていたら

もし自分がダブルチェックをサボって、その間違いのデータが残り続けてしまったらそれは誰の責任なのだろうか。それは教えてくれた学生さんではなく、 適当にGoを出した自分のせい である。報告してもらった項目に対しては、その内容の正当性は自分が保証しますよ、という気持ちを込めて、slackの報告発言には :+1: のemojiをつけている。たかがemojiとはいえ、責任のある重たいemojiである。 いまはぼっちエンジニアをしているのでなかなか機会がないのだが、PullRequestのレビューについても同様のことが言えると考えている。もしレビューしたPullReqestの中にバグが混在していたら、それにOKを出した各メンバーが見逃してしまったことであるので、他人事にしてはいけないと思う。だからといって誰が悪いとかの議論も前進力がゼロなので良くなさそう。適切な再発防止策を関係者で考え、素早く実行することだけが重要なのではないかと考えている。

まぁ、ということで、かなりでかいdiffが入ったPullRequestが来たら相応の長い時間をかけてレビューしてしまうタイプです。 他人事でないからこそ時間がかかっていると思って、そこは許してほしい。

あ、許してほしいっていったけど、今許すも許さないもレビューする人/してくれる人居なかったわ!!! 絶賛募集中!!!